アメリカで生まれつき重度の皮膚疾患を持った赤ちゃんが、ネットで話題になりました。
医者から言われたことを母親は忠実にやっていたのですが、それが地獄の日々を送る原因に…。
一体何が原因だったのでしょうか?
誰でも起こりうる実際の話
この話は、アメリカに住むステフェニー・スミスさんとその息子イザイアくんの話です。
イザイアくんが生まれた時ステファニーさんと旦那さんは、これ以上ない喜びの瞬間だったと言われいます。
我が子が生まれたのですから当然のことですよね!
しかし、その後も幸せな日々を送って行くと思っていたのですが、それから約1年間辛い地獄の日々が続いたのです…
地獄の日々
イザイアくんが生まれてから3ヶ月を迎えるころから体に赤い発疹ができるようになりました。
特に香水などの強い香りにさらされるとその症状は悪化し、酷い時は肌が割れて血が滲むほどでした。
ステファニーさんは、次第に症状が酷くなっていく我が子を見て病院に連れて行ったところ、医者から重度のアトピーと診断されます。
そこで処方されたのが、一般的に痒みや発疹などを抑える「ステロイドクリーム」
これで息子の発疹が良くなると思ったステファニーさんは、そのクリームをすぐイザイアくんに塗りました。
しかし塗ってすぐ発疹は引いたのですが、症状はさらに酷くなってしまい体全体に発疹が出てしまったのです。
これに驚いたステファニーさんはまた病院に駆けつけるのですが、医者はさらに大量のステロイドを処方します。
ステファニーさんは医者の言う通りにステロイドクリームを塗るのですが、一時的にはよくなるのですが、その後はさらに悪化するといった繰り返し…。
どうにかしてこの子を助けたいというわらをもすがる思いで、数え切れないほどの病院を回ったそうです。
しかしイザイアくんがくんの症状は悪化していくばかりで、毎日地獄の日々を過ごしていたのです。
1日のほとんどをシンクの中で過ごす
次第に悪化する我が子に感染症も恐ろしくなってきて、外出をするのも控えるようにもなったと言われています。
それと合わせて、体を引っ掻かないように手をガーゼで包むようにも…
しかし一向に回復の傾向はなく、さらには「母乳中のタンパク質が症状を悪化させる可能性があるので、母乳も与えてはいけない」と医者から言われてしまいます。
そんな地獄の日々を過ごしているうちに、イザイアくんは1日のほとんどをシンクの中で過ごすようになってしまったのです。
その理由は、水に浸かっている時だけ痛みや痒みから解放されるからだったそうです。
5ヶ月後、イザイアくんの症状はこれまでにないほど悪化したのですが、その際医者は今までよりもっと強いステロイドクリームを処方したのでした。
毎日のように泣いているイザイアくんの姿に、ステファニーさんはどんどん追い詰めらていきました。
ここまで医者の言う通りやってきても一向に回復の兆しが見えなかったステファニーさんは、次第に医者への不信感が募り自分でネットなどで調べるようになりました。
調べてわかった事実
ネットで調べていたステファニーさんはついに
「ステロイド離脱性症候群」
という病名にたどり着きました。
この病名はなんと、今まで医者が処方していたステロイドクリームが逆に症状を悪化させていたということだったのです!
その事実を知ったステファニーさんはすぐにステロイドクリームの使用を止め、イザイアくんの肌に優しい自家製のローションとクリームに切り替えたそうです。
その結果、効果はすぐに現れます。
発疹で傷ついていた肌も新しい肌が形成されるようになり、どんどん症状が良くなっていったのです。
写真からもこれまでとは全く違って回復に向かっているのがわかりますね。
その時試したもので一番効果的だったものが、レモングラスと亜鉛を組み合わせたクリームだったそうです。
その後は肌が痒くなると、イザイアくんが自分でステファニーさんのところにやってきて手作りの薬を塗ってもらうようにお願いしてくるそうです。
元気な姿になって本当に良かったですね!
まとめ
ステファニーさんはイザイアくんの発疹を治すために、実に35人もの医者を訪ねたそうです。
しかし、その医者全員がアトピーと診断しています。
これは酷すぎますよね!
わざとではないにしろ10ヶ月もの間ステファニーさんとイザイアくんを苦しめたのですから、医者はその責任をしっかり受け止めてもらいたいですね。
幼いお子さんをお持ちの家族は、ステロイドの危険性について知っていておいてもらいたいです。
なかなか難しいことですが、この件で医者の言うことを過信してはいけないことがわかりましたね。