プロバスケットボールの初代王者を決めるチャンピオンシップが近日開幕。
8チームが出場する中、千葉の富樫、栃木の田臥の対決が!
いきなりのNBA対決はどちらに軍配があがるのか?!
B.LEAGUE 開幕年最終章 発表記者会見が5月8日に都内で行われ、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17」(以下CS)出場クラブ・対戦組み合わせが発表された。
その中でも特に注目されているのが、富樫勇樹擁する千葉ジェッツと田臥勇太擁する栃木ブレックスの一戦。いきなりのNBA対決に注目が集まっている。
日本人屈指のポイントガードとして知られる両選手は、大柄な選手が有利とされるバスケットボールの世界では珍しい小柄な選手。共通点も多いのだ。
両選手プロフィール
田臥勇太
出典:https://www.tochigibrex.jp/roster/yuta_tabuse.html
本名:田臥勇太(たぶせゆうた)
生年月日:1980年10月5日
年齢:36歳
出身地:神奈川県横浜市
身長:173㎝
体重:75kg
血液型:A型
職業:バスケット選手
中学:横浜市立大道中学校
高校:秋田県立能代工業高校
大学:ブリガムヤング大学中退
事務所:リンク栃木ブレックス
田臥の特徴
小さな体で大きな選手をすり抜ける抜群のスピードを持っており、類い稀なパスセンス、視野の広さとジャンプシュートがプレイの特徴。
日本人で初めて世界ジュニア選抜に選ばれるなど、日本人では抜きん出た実力の持ち主。
トヨタ自動車アルバルクや日本代表で共にプレイした選手からは「勇太は欲しいところにズバッとパスがくる。他の日本人のガードとは違う目を持っている」と評している。
富樫勇気
出典:https://chibajets.jp/roster/yuki_togashi.html
本名:富樫勇気(とがしゆうき)
生年月日:1993年7月30日
年齢:23歳
出身地:新潟県新発田市
身長:167cm
体重:67kg
血液型:A型
職業:バスケット選手
中学:新発田市立本丸中学
高校:モントローズ・クリスチャン高校
事務所:リンク栃木ブレックス
富樫の特徴
身長の高い選手が有利とされるバスケットボールの中で、身長の低さは大きなハンディキャップとなるが、それを補う技術とスピードを持っている。
的確なパスでチャンスを生みだし、時には素早いドライブからのスクープショットや、アウトサイド3Pシュートなどで自ら得点を奪う。
ディフェンスにおいても体格で勝るアメリカ人選手に対抗するため筋力トレーニングを重ね、強靭な肉体で身長差をカバーしている。
どちらが最強のPGかが決まる!
今回の対決で楽しみなのが、なんといってもどちらが最強のPGなのかという点である。
元NBAプレイヤーの田臥と、日本人2人目のNBA契約選手となった富樫の対決はとてもハイレベルな対決が期待できる。
両者が会見に出席した際には優勝トロフィーを前に、田臥と富樫が固い握手を交わし「田臥選手に負けられない。難しいと思うけど決勝まで戦いたい」と答えた富樫。同じく田臥も「富樫選手には負けられない」と意気込んだ。
報道陣から「日本一のPGの定義」を問われた際には、「チームを勝たせられるかどうか」と同じ言葉を口にしていた。
この発言からも両者の実力が拮抗していることがわかるのだが、レギュラーシーズンと天皇杯では千葉が5勝4敗と勝ち越しているものの、今季は田臥率いる栃木が地区優勝を果たした。
一方、富樫率いる千葉は3位に甘んじたが、一発勝負の天皇杯では準々決勝で81—62と圧勝。
Bリーグが始まって初めてのチャンピオンシップになるのでレギュラーシーズンや天皇杯とはまた違った雰囲気になるのは間違いない。
まとめ
新旧の日本を代表する二人の戦いがとても楽しみである。
チャンピオンシップはトーナメント方式になるため負ければ即終了。目が離せない戦いになるのは間違いない!
富樫、田臥の最強のPGを決める試合は5/13(土)・5/14(日)に行われます。
どうぞお見逃しなく!