『フランク・ミュラー』と言えば世界的にも有名な高級時計メーカーですが、過去に日本の『フランク三浦』と訴訟が起こっています。
それが結果が衝撃的な結末に・・・w
両者の紹介
フランク・ミュラー
フランク・ミュラーは世界的に有名なスイスの高級時計メーカー。
20世紀末に世界中のセレブの間で急激に注目を集めたのをきっかけに一気に有名になりました。
だだの機械式時計だけでなく、面白いギミックがあるのも特徴の一つですが、その独特なデザインとは別に、作りも丁寧で素晴らしいブランドになっています。
価格は高いものだと数千万円以上で売られており、今も多くのセレブが愛用しているブランドの一つとなっています。
フランク三浦
フランク三浦は名前を見るとわかるように、フランク・ミュラーを元にして作られた商品と言ってもいいと思います。
しかし、ドン・キホーテなどで売られており、フランク・ミュラーとは全く違った時計メーカーになっています。
価格は4000円ほどで売られているのですが、デザインなどは限りなく一緒のように感じてしまいます。
それに名前も、
フランク・ミュラー・・・、フランク%&$&#・・・、フランク三浦・・・!?
やっぱり聞こえまで一緒ですよね・・・w
訴訟の詳細
まず最初にフランク・ミュラーが特許庁に商標登録を取り消すように申し立てを行っています。
その申し立てに対し、特許庁はこれを受理。
フランク・ミュラー側は「だだ乗りだ」と訴えていました。
しかし、これにはフランク三浦の方も黙っていはおらず、すかさず提訴。
フランク三浦を商標登録した大阪市の会社が、商標を無効とした特許庁の判断を取り消すように訴えます。
これによってフランク・ミュラー側とフランク三浦側とのバトルが勃発しましたね。
どちらも一歩も引かない状況だったのですが、個人的にはフランク・ミュラーを応援したいような気になります。
だってフランク三浦は完全にパクリにしか思えないですからね・・・。
世界的な高級時計メーカーと日本の小さな製造会社との争いなので、同然誰もがフランク・ミュラーが勝利すると思っていたのですが、結果は意外なことに・・・。
予想外な結果
結果はまさかのファンク・ミュラー側の敗訴に終わってしまいます!
その理由は「イメージや外見が大きく違う」というもの。
さらには「呼称は似ているが、外観で明確に区別できる」とも指摘し、100万円を超える高級時計と、4000円程度の時計を一緒にするのは考えられないとも言っています。
素人からすると同じように見えるのですが、ちゃんとした人が見るとそのような判断になるのでしょうか?
勝訴したフランク三浦の製造会社は「正当な判決でホッとしています」とコメントしていましたが、あのフランク・ミュラーに訴えられたのですから、心の底からそう思ったのではないですかね。
これによってフランク三浦のパロディが認められたといことになりますが、なんとなくスッキリしない結果に思えてしまいます。
まとめ
まさかの高級時計メーカーの敗訴という結果で終わったこの裁判ですが、今回の事例が通ってしまうのであればいくらでもこのような事例がこれから起こってしまうように思えます。
確かにフランク・ミュラーとフランク三浦の価格は全く違いますが、その差がブランド力と品質の差だと思いますね。
フランク・ミュラーの時計を使っている人の満足感や優越感は全く違いますからね。
いくら裁判で勝訴の判決だったとしても、フランク三浦がやっていることはフランク。ミュラーの質を下げている行為にもなると思うので残念に思います。
皆さんはこの結果をどう思いますか?