犬山祭2019の駐車場や交通規制は?見どころの山車(やま)や保存会についても!

愛知県の犬山市で行われている「犬山祭」。

豪華絢爛な車山(ヤマ)と満開の桜とのコラボを楽しむことができるこちらの祭りは、例年50万人が訪れる人気のお祭りになります。

今回は2019年の犬山祭の日程見どころ、駐車場交通規制などについて紹介します。

犬山祭りとは?


出典;https://newspicks.com

愛知県犬山市で毎年4月の第1週の土曜日、日曜日に行われているのが「犬山祭」になります。

針綱(はりつな)神社の春季祭礼にあたるこの祭りは、1日目の「試楽(しんがく)」、2日目の「本楽(ほんがく)」と、二日間によって開催されています。

犬山祭の主役は、豪華絢爛な13輌の車山(ヤマ)。

これは一般的な祭りの山車(ダシ)となっており、この車山(ヤマ)のさまざまな姿を見て楽しむことができます。

さらに祭りが行われている時期は、桜が満開な時期に行われることもあり全国から50万人が訪れる人気のお祭りとなっています。

ユネスコ無形文化遺産にも登録


出典;https://inuyama.gr.jp

そんな犬山祭は、2016年12月1日にエチオピアの首都アディスアベバで開かれたユネスコの政府間委員会において、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

一般的に知られているのは「世界遺産」は、建築物などの有形の文化財の保護と継承を目的とされています。

その一方「無形文化遺産」は、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの 無形のものを対象とされています。

無形文化遺産は以下6つが選考基準となっているようです。

1. 人類の創造的才能の傑作としての卓越した価値
2. 共同体の伝統的・歴史的ツール
3. 民族・共同体を体現する役割
4. 技巧の卓越性
5. 生活文化の伝統の独特の証明としての価値
6. 消滅の危険性

日本の伝統的なお祭りがユネスコに登録されたことによってますます人気が集まるのは確実なことですね♪

それでは犬山祭の駐車場について見ていきましょう。

犬山祭2019の駐車場は?

犬山祭では犬山城の3つ常設駐車場を使用することができます。

犬山城第1駐車場

場所 犬山市武道館北側(〒484-0081 愛知県犬山市犬山北古券22-4)
地図
針綱神社までの時間 徒歩約5分
営業時間 入庫8:30-21:00(土日祝は8:00開場)
出庫24時間可能
収容台数 123台
料金 ⚫普通車300円(1時間)
1日最大1800円(当日0:00-24:00)
※24:00を過ぎると料金加算されます
⚫大型バス1000円(1時間)
最大設定なし

犬山城第2駐車場

場所 内田防災公園(〒484-0081 愛知県犬山市犬山三反田)
地図
針綱神社までの時間 徒歩約8分
営業時間 入庫8:30-21:00(土日祝は8:00開場)
出庫24時間可能
収容台数 123台
料金 ⚫普通車300円(1時間)
1日最大1800円(当日0:00-24:00)
※24:00を過ぎると料金加算されます
⚫大型バス1000円(1時間)
最大設定なし

犬山城第3駐車場

場所 犬山市役所(〒484-0081 愛知県犬山市犬山富士見町富士見町16-2)
地図
針綱神社までの時間 徒歩約20分
営業時間 24時間
収容台数 150台
料金 普通車200円(1時間)

一番近いのは犬山城第1駐車場ですが、すぐに埋まってしまいますので各駐車場の混雑状況を確認されることをオススメします。

臨時駐車場の混雑状況の確認はこちら。

 

そのほか臨時駐車場として成田山駐車場が開放されます。

成田山駐車場は無料となっています。

ちょっと距離がありますが、普通の人なら気にならないぐらいですし途中の桜を楽しみながら会場に向かうこともできるでしょう。

それでも例年50万人もの来場者が訪れる祭りとなっていますので、これらの駐車場も早い段階で満車になってしまう可能性もあります。

幸いなことに会場周辺にはたくさんの駐車場がありますので、そちらを利用する方法もあります。

会場周辺で比較的駐車台数の多い駐車場を5つ載せておきますので参考にしてみてください。

犬山城第1駐車場

住所 〒484-0081 愛知県犬山市犬山北古券22-4
地図
針綱神社までの時間 徒歩約5分
営業時間 【月-金】8:30-16:30
【土日祝】8:00-16:30
収容台数 140台
料金 自動二輪1回200円
普通車1回500円
大型バス1回1500円

名鉄協商犬山城東

住所 〒484-0081 愛知県犬山市犬山三反田27
地図
針綱神社までの時間 徒歩約7分
営業時間 24時間
収容台数 81台
料金 全日 00:00-24:00 20分 ¥100
最大料金 平日 00:00-24:00 ¥400 ※当日24時まで最大400円 
土日祝 00:00-24:00 ¥900 ※当日24時まで最大900円

名鉄協商犬山西

住所 〒484-0081 愛知県犬山市犬山富士見町16-2
地図
針綱神社までの時間 徒歩約20分
営業時間 24時間
収容台数 113台
料金 全日 00:00-24:00 60分 ¥200
最大料金 全日 24時間 ¥1200

名鉄協商犬山東

住所 〒484-0073 愛知県犬山市天神町1丁目2
地図
針綱神社までの時間 徒歩約20分
営業時間 24時間
収容台数 263台
料金 全日 00:00-24:00 60分 ¥200
最大料金 全日 24時間 ¥1200

名鉄協商新鵜沼

住所 〒509-0125 岐阜県各務原市鵜沼南町5丁目107
地図
針綱神社までの時間 徒歩約25分
営業時間 24時間
収容台数 83台
料金 全日 00:00-24:00 30分 ¥100
最大料金 全日 24時間 ¥600

祭り期間中は混雑が発生しますので、早めの行動を心がけることをオススメします。

犬山祭2019の日程・スケジュール

さて、ここからは2019年の犬山祭の日程やスケジュールについて紹介したいと思います。

犬山祭は毎年4月の第1週の土曜日、日曜日に行われており2019年の日程については以下の通りになります。

開催日程 2019年4月6日(土)・7日(日)
時間 6日 試楽(しんがく) 8:00〜21:45
7日 本楽(ほんがく) 8:00〜21:45
会場 針綱神社 城下町一帯
地図
アクセス ■電車でのアクセス
名鉄「犬山駅」西口より 徒歩約20分

■車でのアクセス
小牧北IC下車 国道41号線経由 約20分
問い合わせ 犬山市観光協会
0568-61-6000

スケジュール

犬山祭は初日の6日を試楽(しんがく)と二日目の7日の本楽(ほんがく)の二日間に渡って開催されます。

2019年の情報はまだ公開されていないのですが、昨年の2018年は以下のようなスケジュールで行われていました。

6日(土) 試楽

8:00-9:00 13輌の車山が針綱神社に向け出発
9:40-10:40 車山が針綱神社に集結
12:00-15:30 各車山が順番に「からくり」を披露

神社組(6輌) ※針綱神社前

17:50 神社組の車山が365個の提灯を点燈開始
18:45 針綱神社前を順次出発、城下町を運行
21:45 各町内帰着

駅前組(7輌)※犬山駅西口

18:00 駅前組の車山が365個の提灯を点燈開始
19:25 犬山駅西口を順次出発、城下町を運行
21:45 各町内帰着

 

7日(日) 本楽

8:00-8:30 13輌の車山が針綱神社に向け出発
8:40-9:20 車山が針綱神社に集結
9:50-14:30  順番にからくり人形を奉納

北組(6輌)※余坂

18:00 北組の車山が365個の提灯を点燈開始
18:30 北組の車山が針綱神社へ
19:55 針綱神社を順次出発、城下町を運行
21:45 各町内帰着

南組(7輌)※出来町

18:00 南組の車山が365個の提灯を点燈開始
18:40 出来町を順次出発、城下町を巡行
21:45 各町内帰着

※2019年のスケジュールについては情報が公開され次第、更新いたします。

犬山祭の『車山(ヤマ)』 4つ必見ポイント!

江戸時代から続いている犬山祭の見どころは豪華絢爛な13輛の車山で間違いないです!

登場するすべての山車には見事なからくり人形の仕掛けがされており、そちらも必見ポイント!

さらに昼間と夜とでは表情も変わってくるので、その違いをぜひ楽しんでください!

車山と桜とのコラボ

午前8時頃から登場する車山は、各町内から針綱神社に向け出発するようになります。

豪華絢爛な車山だけに巡行だけでも十分楽しむことができるのですが、必見ポイントは車山と桜のコラボです!

桜の満開の時期に重なる犬山祭ならではの楽しみ方といえるこのコラボ!


出典;http://www.inuyama-kon.com

日本の象徴の桜と犬山祭の車山のコラボをぜひ堪能されてみてくださいね♪

からくり劇

次の注目ポイントは『からくり人形劇』です。

犬山祭の車山には登場する13輌全ての車山に3体〜4体のからくり人形が仕掛けがされており、全部で40体以上ものからくり人形を見ることができます。

その人形の操り手によってまるで生きているかのようなからくり劇を見せてくれます。

全ての車山でからくり劇が披露されるので、その違いを楽しむことができます♪

からくり会場
■6日(土) 試楽
12:00-15:30

■7日(日) 本楽
9:50-14:30

会場
針鋼神社前 

※こちらは2018年の情報を元に作成しており、2019年については情報が公開され次第更新いたします。

どんでん

車山の巡行にはもちろんルートが決まっており、所定の場所で『どんでん』が行われます。

これは方向転換を指すのですが、あれほどまでに巨大なものになるので方向転換もかなりの迫力!


出典;https://kaumo.jp

大きな車山の前方を傾け後方は担ぎ上げて方向転換を行うのですが、倒れてしまわないかとヒヤヒヤもの…。

もちろん熟練の引き手によって行われるので倒れることはないですが、観光客がごった返した中で堂々と行われるどんでんは迫力満点です!

どんでん場所
・針鋼神社前
・本町交差点
・犬山駅西ロータリー

※こちらは2018年の情報を元に作成しており、2019年については情報が公開され次第更新いたします。


出典;http://xn--u9j787lcko3mb.net

夜の車山は昼間の豪華絢爛な姿から一変し、違った雰囲気を感じることができるのが犬山祭。

昼間に登場した車山の模様替え姿を楽しむことができるんです!

365個の提灯を纏ったこの姿は、日本の伝統的な祭りを感じることのできでどことなくホッとする瞬間…。

笛やお囃子の音色に合わせて巡行する姿はこちらも見逃せません!

夜車山会場
■6日(土) 試楽
17:50~21:45 針綱神社前 神社組(6輌)
18:00~21:45 犬山駅西口 駅前組(7輌)

■7日(日) 本楽
18:00~21:45 余坂 北組(6輌)
18:00~21:45 出来町 南組(7輌)

※こちらは2018年の情報を元に作成しており、2019年については情報が公開され次第更新いたします。

車山の位置はGPSで確認!

13輌の車山が登場する犬山祭は全ての場所を把握するのはとても大変…。

そこでオススメなのが車山の位置はGPSで確認する方法です!

2015年から犬山祭に登場する車山にGPSを搭載し、車山の位置を表示がされるようになっています。

犬山祭車山GPSマップ↓
http://www.inumachi.net/maturi/status/

見たい車山の位置をリアルタイムで確認することができるので、ぜひ活用されてください。

犬山祭2019の交通規制は?

例年祭り期間中はたくさんの来場者訪れる祭りとなっていますので、交通規制が行われるようになります。

以下の場所で交通規制が行われますので、行かれる際はぜひ確認されてください。


見えにくい方はこちら。
出典;https://inuyama.gr.jp

車山の巡行が行われている際などは特に混雑が発生しますので、規制エリアを通行する際は注意されてくださいね。

犬山祭保存会の活動


出典;https://inuyama.gr.jp

犬山祭は今日まで380年を超える長い歴史があり、江戸時代の寛永12年(1635年)以来と言われています。

もともとは城下町が大火の災難に遭った際、その厄落としとして、下本町が馬の塔を、魚屋町が茶摘の練り物を出したことが犬山祭の始まり。

それから長い月日経過した今でも、当時の雰囲気を味わうことができるのは犬山祭保存会があってこそとなっています。

犬山祭保存会は、昭和48年に「祭礼の実行だけではなく保存活動を効率的に行うには保存会組織が必要」との認識のもとに、針綱神社の氏子総代により相談され結成。

基本構成は車山の持ちの13町内と練り物3町内によって結成されています。

『市民、来訪者に深い感動を与え、郷土の誇りにふさわしい祭礼』を目標に一年を通じて活動がおこなわれています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は犬山祭について紹介させていただきました。

豪華な車山と桜が一緒に見られるのはこの時期しかありませんので、気になった方はぜひ足を運ばれてみてくださいね♪

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