入間基地航空祭には例年20万人以上の来場者が訪れ、日本で最も人気の航空祭ということで、例年基地内はかなりの混雑が起こってしまいます。
今回はそんな入間基地航空祭の穴場ポイントや見どころ、食事について紹介します!
入間基地航空祭とは?
埼玉県の入間航空自衛隊基地で毎年11月3日に開催されている航空祭が入間基地航空祭になります。
日本には3つの航空司令官機能が設置されているのですが、その一つの中部航空方面隊の司令部が置かれている基地にもなります。
航空祭では、一般的な航空祭で行われるブルーインパルスの飛行展示や地上展示などが行われるほか、日本で唯一の陸上自衛隊の落下傘部隊「第1空挺団」が参加する航空祭にもなっています。
その他にも、とっくの昔に引退してしまった航空機の航空展示や地上展示やなどを見ることができることから例年20万人以上の来場者が集まり、日本で最も人気の航空祭にもなっています。
入間基地航空祭2018の日程・プログラム
11月3日(金)、入間基地航空祭においてブルーインパルスが展示飛行を行いました。当日は好天に恵まれ約21万人の来場者の方々から声援をいただきました。次回は11月19日(日)「岐阜基地航空祭」において展示飛行を予定しています。引き続き応援をよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/GUCXqXKxao
— 防衛省 航空自衛隊 (@JASDF_PAO) 2017年11月6日
例年11月3日の文化の日に行われている入間基地航空祭ですが、2018年の今年も予定通り行われることが決定しています。
詳細などについては以下の通りになります。
開催日程 | 2018年11月3日((土・祝) |
時間 | 9:00〜15:00(予定) |
会場 | 航空自衛隊入間基地 |
住所 | 〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山2丁目3−番地 |
地図 | |
アクセス | ■電車でのアクセス
●西武鉄道・池袋線 ■車でのアクセス ●圏央道 ●関越自動車道 |
問い合わせ | 航空自衛隊入間基地 広報班 電話:04-2953-6131(内戦2318) |
入間基地航空祭2018の駐車場やアクセス・混雑を避ける方法についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
プログラム
C-2のパワフルさを見た#横田基地 pic.twitter.com/VE5wLyBrdG
— double M @入間基地航空祭 (@WM6489) 2018年9月17日
現時点では2018年のプログラムについてはまだ発表はされていません。
参考までに昨年2017年の入間基地航空祭はこのようなプログラムで行われていました。
飛行展示
9:00〜9:05 | T-4 オープニングフライト |
9:05〜9:25 | CH-47J、U-125A&UH-60J |
9:30〜10:00 | ミス航空祭パレード&発表会(*) 中部航空音楽隊演奏 |
10:00〜10:40 | 警備犬訓練展示 |
10:20〜10:45 | T-4 |
10:50〜11:10 | U-125&YS-11FC |
11:10〜11:40 | 入間基地軽音楽部演奏会(*) |
11:15〜11:40 | C-1陸自空挺降下&U-4 |
11:50〜12:10 | 佐渡分屯基地鬼太鼓(*) |
11:50〜12:50 | 中部航空音楽隊演奏会(*) |
12:20〜12:40 | 入間修部太鼓(*) |
13:05〜14:10 | ブルーインパルス |
14:20〜15:00 | 警備犬訓練展示 |
14:40〜14:55 | F-15J、F-2帰投 |
地上展示・航空機
航空自衛隊 | ブルーインパルス、C-1、U-4、 T-4、U-125、YS-11FC、CH-47J、 F-15J、F-2、U-125A、UH-60J、 C-130H、T-7、T-400 ※T-4コクピット展示 |
陸上自衛隊 | AH-1S |
海上自衛隊 | SH-60J |
アメリカ空軍 | C-12、UH-1 |
埼玉県警察 | EC135P2+、A109E、 BK117C-1いずれか |
地上展示 ・警備犬訓練展示場
地対空誘導弾 Patriot PAC-3 |
移動式警戒監視レーダー J/TPS-102 |
警備犬 |
※2018年のプログラムについては情報が公開され次第、追記いたします。
入間基地航空祭当日が雨天の場合は?
入間基地航空祭当日が雨だった場合はプログラムのグラムの変更や場合によっては中止になる可能性があります。
航空機が飛行するのには雨の量も重要になってくるのですが、雲の高さ(雲底)や視界(視程)がとても重要になってくるそうです。
ちなみに航空祭の目玉としてもお馴染みの「ブルーインパルス」は5㎞の視程が必要となっています。
さらに雲の高さが低いと披露する演目も変わってくるとのことで、雲底が10000ftあれば全ての演目を披露することが可能となっているそうです。
ですので、航空祭当日が雨の場合でも飛行展示が行われることもありますし、その逆で晴れていても行われてない可能性もあるようです。
変更や中止の場合は入間基地の公式HPで発表されるようになっていますので、当日気になった方は下記にリンクから確認されることをおすすめします。
入間基地公式HPはこちら。
入間基地航空祭2018の穴場5選!
戦闘機かっこよかったよ\(^ω^)/!
近々で11月3日入間基地で航空祭やるみたいだから行こうかなって思ってる!ゆきちゃん予定空いてたら一緒に行かない~(゚ω゚)?? pic.twitter.com/a5NDFSciSc
— 師匠 (@___nttt) 2018年9月17日
入間基地航空祭は都内から比較的アクセスがしやすいということで、日本でも屈指の来場者が集まる航空祭となります。
ここでは「人混みを避けてゆっくり航空祭を楽しみたい」という方に、おすすめな5つの穴場ポイントを紹介したいと思います。
その① 県営稲荷山公園
まず最初に紹介するのは入間基地に隣接している公園で最寄駅の稲荷山公園駅からすぐの場所にある県営稲荷山公園になります。
こちらはかなり混雑する会場とは違い比較的ゆったり航空祭を見ることができます。
さらに、入間基地内には脚立の持ち込みができないのですがこちらでは利用することができるるほか、写真を撮りたい方などにオススメなポイントとなります。
写真撮影をされるかたは芝生広場が一番のポイントになります。
その② 河川敷中央公園
続いて紹介するのが地元の方しか知らない穴場ポイントの河川敷中央公園。
入間基地から少し離れた場所にはなりますが、見晴らしがいいことから遠くから航空祭を楽しむことができ、写真を撮る場所としてもいいでしょう。
さらに距離が離れていることから航空機の爆音がしないので、小さいお子さんと一緒に航空祭を楽しむこともできます。
ちなみに友達とバーベキューなどをしながら楽しむこともできるようになっています。
その③ 彩の森入間公園
1998年に米軍基地の跡地に作られてのがこちらの公園になります。
まだ公園が出来てまだ20年ほどしか経っていないことから、比較的綺麗な公園になります。
さらに公園内は広々とした芝生のエリアがあるので、そこにシートをひいてゆったり鑑賞することも出来ます。
その④ 「イオン武蔵狭山店」近くの陸橋
こちらは国道16号線の上にある陸橋ということで意外と見晴らしのいい場所で、特に反対側は河川敷となっていることからとても見晴らしもよくなっています。
ここは離陸してきた航空機を真正面から見ることもできます。
穴場ポイントとしては、意外と近い距離で航空機を見ることができる点がおすすめなポイントなります。
その⑤ 狭山市入曽多目的広場
入曽多目的広場は、基地の真南に位置した場所となります。
航空祭マニアや写真好きの人以外には意外と知られていない穴場となっています。
入曽多目的広場には誘導灯があるほど近い場所になるので、離着陸する航空機を真近で見ることのできる場所となっています。
入間基地航空祭の4つの見どころ
ブルーインパルスのアクロバット飛行
航空祭に欠かせない存在になっているブルーインパルスですが、入間基地航空祭でももちろん外せない見どころの一つとなります。
航空機マニアの方はもちろんご存知かと思いますが、最近でも一般の方でも名前は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
このブルーインパルスとは、航空自衛隊の存在を広く知ってもらうために結成されたチームになります。
毎回航空機で様々な技を簡単に披露してくれるのですが、いとも簡単に行なっている飛行はどれも一歩間違えれば大惨事になりかないアクロバット飛行はまさに鳥肌物。
さらに大空のキャンバスにハートや星といった絵をアートも披露してくれるので、その姿は見る人に感動を与えてくれるのは間違いないことでしょう。
C-1迫力の大編隊
ブルーインパルスなどの戦闘機が編隊を組んで飛行する姿は見慣れている姿だと思いますが、大型の輸送機6機の大編隊はなかなか見ることはないと思います。
そんな飛行展示が見れるのも入間基地航空ならでは。
実際に編隊を組んで飛行する機体はC-1という輸送機で、一斉に飛散した機体がダイナミックな飛行を見せてくるようになります。
輸送機として使用されていることから中はかなり広くなっていると思うのですが、C-1の機動飛行の際は乗務員さんはどいう態勢なのかという点も気になってしまいますねw
第一空挺団 空挺降下
続いて紹介するのが第一空挺団の空挺降下です。
第一空挺団は習志野駐屯地に配備されており、陸上自衛隊の中で日本で唯一の落下傘部隊になります。
ちなみにこの第一空挺団は東大に入学するよりも難しいと言われ、陸上自衛隊の中でも最強のエリート部隊。
「精鋭無比」を掲げるスペシャリストということで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることは間違いないでしょう!
とっくに引退して旧式機を見ることも!
入間基地航空祭では民間航空会社をとっくに引退した旧式機体を見ることができるのも見どころとなります。
写っている機体は1965年に作られたYS-11FC飛行点検機で現在なんと52歳!
もはや博物館などで展示されている機体ですが、入間基地航空祭では実際に飛行しているところを見れる点はとても貴重な瞬間となります。
入間基地航空祭での食事について
入間基地航空祭ではイベント業者や自衛隊の有志による出店がたくさん出されています。
主な種類としては、ハンバーガー・焼きそば・カレー的なものとなり、お腹が空いた際に食べ物がないということにはならないでしょう。
しかし、お昼頃になるとみんな一斉に食べ物を買おうと出店に並ぶので、長蛇の列ができてしまいます。
この列に頑張って並ぶのも一つのではありますが、場合によっては1時間並ぶこともあるそうなので時間をずらして食べ物を買うことをオススメします。
それでも一番の方法としては、事前にコンビニ等で食べ物を買っていかれた方が長蛇の列に並ぶこともないので一番いい方法と思われます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は入間基地航空祭2018について紹介させていただきました。
たくさんの見どころが詰まった航空祭ですので、気になった方はぜひ行かれてみてくださいね♪
入間基地航空祭2018の駐車場やアクセス・混雑を避ける方法についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。