熊谷うちわ祭りは、毎年7月20日から22日にかけて行われるお祭りです。
関東一の祇園と言われていて山車、屋台による囃子を競う叩き合いが有名になります。
今回はそんな熊谷うちわ祭りの日程や駐車場、山車や屋台についてご紹介します。
熊谷うちわ祭りとは?
熊谷うちわ祭りとは、埼玉県熊谷市の愛宕八坂神社で毎年7月20日から22日の3日間にかけて行われるお祭りです。
明治時代に祭りに合わせて渋団扇(表面に柿渋を塗った丈夫な団扇)が配られたことからこの名がついたと言われています。
熊谷うちわ祭りは、全行程10.5km、約3時間半に及ぶ渡御祭から始まり、2日目には各町の山車、屋台が整列し巡行する「巡行祭」が行われます。
最終日は全12基の山車、屋台が集まり「曳っ合せ叩き合い」で祭りの最高潮を迎えます。
その後、御神輿が本宮まで戻っていく「還御祭」が執り行われ、静かに祭りを終りを迎えるようになります。
熊谷うちわ祭り2019の日程・時間
気になる2019年の熊谷うちわ祭りの日程ですが、以下の日程で開催されることが決定しています。
日程 | 2019年7月20日(土)~7月22日(月) |
会場 | 愛宕八坂神社〜市街地一円 |
住所 | 〒360-0046 埼玉県熊谷市鎌倉町 |
地図 | |
問い合わせ | 048-527-0002 メール/info@uchiwamatsuri.com |
スケジュール
7月19日(金):遷霊祭
時間:21:00〜/非公開
※こちらは数人の関係役員のみで執り行われます。
7月20日(土)渡御祭
時間:6:00~
◯初叩き合い
場所:JR熊谷駅北口
時間:18:00~
7月21日(日):巡行祭
時間:13:00~16:00
◯巡行叩き合い
場所:国道17号
時間:18:00~
7月22日(月)行宮祭
時間:9:00~
◯曳っ合わせ叩き合い
場所:お祭り広場
時間:20:00~
熊谷うちわ祭りの駐車場について
熊谷うちわ祭りの駐車場についてご紹介します。
20日(日)は交通規制が駅前だけなので、イオン熊谷店、八木橋百貨店、熊谷市役所の駐車場が無料で停めることができます。
イオン熊谷店
八木橋百貨店
熊谷市役所
3箇所とも会場までは歩いて10~15分くらいになります。
21、22日も停めることはできるのですが、13:00~21:00まで国道17号が交通規制のため、交通規制が解かれる前に出ようとすると迂回が困難になります。
また、帰りはかなりの渋滞が予想されるのであまりおすすめしません。
そこで21、22日におすすめなのが荒川河川敷臨時駐車場と、熊谷スポーツ文化公園の無料駐車場です。
おすすめ無料駐車場
荒川河川敷臨時駐車場
荒川河川敷臨時駐車場は21、22日の2日間だけ解放される無料駐車場です。
熊谷スポーツ文化公園
熊谷スポーツ文化公園は中心街から離れているため、渋滞の心配もありません。
また、お祭りの期間中は無料の送迎バスも出ますので歩く必要もありません。
熊谷うちわ祭りの見どころは?
熊谷うちわ祭りの見どころはと言えば、「山車と屋台」で間違いありません!
豪華絢爛な12基の山車と屋台
熊谷うちわ祭りの見どころは、熊谷囃子を競い合う初日の“初叩き合い”、2日目の“巡行叩き合い”、3日目の“曳っ合せ叩き合い”という行事です。
朝から晩まで太鼓や鐘を叩く、叩き手も複数います。
女性の叩き手も多く、リズム感抜群で力強さもあります。
猛暑のなかで叩くのはかなりの重労働ですが、みな汗を流しながら必死に叩いている姿に心打たれます。
そして最大の見どころは、最終日の「曳っ合せ叩き合い」です。
最終日の20:00頃に各町の山車6基、屋台6基がお祭り広場に集結します。
集まるまでの道のりでは山車や屋台が出会うたびに激しく叩き合います。
5分ほど叩き合うと、それぞれ進路を変えて移動し、他の山車や屋台と出会うとまた激しく叩き合いながらお祭り広場へと移動するのです。
そして、お祭り広場に集まると「熊谷囃子」の競演「曳っ合せ叩き合い」が行われます。この瞬間、祭りの盛り上がりは最高潮に達し、辺りは熱気に包まれます。
1基でも見応えがありますが、12基も集まると迫力もあり、とても豪華です。
この時、できるだけ中央付近に陣取っているとおしくらまんじゅう状態にはなりますが、熊谷うちわ祭りの醍醐味を味わうことができるのでおすすめです。
リアルタイムに山車の位置を確認!
熊谷うちわ祭りの最大の見どころでもある「山車と屋台」ですが、その位置をリアルタイムに確認することができます。
以下のリンクをクリックして確認することができますので、ぜひ活用されてください。
祭り一色の街並みを満喫
熊谷うちわ祭り pic.twitter.com/721UZyxfAc
— 🍀由香ちゃん☘ (@a3aOlN3jj3tbou2) 2018年7月22日
熊谷うちわ祭りの開催中は、街中がお祭り一色です。
街中を山車、屋台が練り歩くので活気に溢れています。
そんな中、さらにお祭り気分を盛り上げるのが浴衣とうちわですよね。
お祭りの会場近くにある八坂神社行宮で、100円のお賽銭でお参りするとうちわがもらえます。
うちわを持って山車、屋台を見学するのも風情があっていいですね。
熊谷うちわ祭りのアクセス方法
熊谷うちわ祭りへの電車・車を利用したアクセス方法は以下の通りです。
電車でのアクセス
電車を利用して行かれる際の最寄駅は「JR上熊谷駅」になります。
そこから会場までは徒歩5分ほどですので、熊谷駅まで行っていただければすぐになります。
新幹線を利用して遠方から来られる方は、「熊谷駅」が最寄駅となります。
熊谷駅からも徒歩10分ほどになりますので、アクセスは簡単かと思われます。
車でのアクセス
車でアクセスされる際の最寄ICは関越自動車道「東松山IC」になります。
東松山ICからは下道で約25分で到着となります。
熊谷うちわ祭りの交通規制について
熊谷うちわ祭りの期間中、交通規制が敷かれています。
日にちや時間によって違うので、ご注意ください。
7月20日(土)
熊谷駅北口周辺、北口から国道17号までの駅前通り、ティアラからニットーモールまでの道のりが通行止めになっています。
7月21日(日)・22日(月)
21、22日はお祭り広場を中心に、
・駅北口の駅前通りから八木橋までの一帯
・国道17号沿い、東は石原駅入口、西は銀座2丁目の交差点3㎞以上
・お祭り広場から市役所までの通り
など、広範囲で通行止めとなっています。
車でお越しの際は必ず確認してから行くようにしてください。
熊谷うちわ祭りの混雑状況は?
熊谷うちわ祭りには毎年、多くの方が訪れます。
会場の周辺は歩行者天国にもなり非常に混雑しますので、混雑を避けたい方は早めに会場へ行った方が良いでしょう。
【関東一の祇園祭 熊谷うちわ祭り】
車両の混雑率で例えると250%くらいの人口密度 pic.twitter.com/Tw2dC05bsP— 武州の鉄道ファン🈯 (@Takasaki_115kei) 2018年7月22日
また、夕方からがいちばん盛り上がるのでさらに来場者は多くなり、より一層混雑すると予想されますので、見たいものが終わったら早めに帰って混雑を避けることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は熊谷うちわ祭りについてご紹介させていただきました。
山車、屋台での叩き合いの音色が各所で響く様子は、見ているこちらまで熱くなります。
ぜひ、熊谷うちわ祭りへ行ってお祭りの熱気を楽しんでください。