最近将棋界でニュースになっている藤井聡太4段。
最年少デビューから16連勝中と将棋界で話題に。
一体どのような人なのか!?
藤井聡太4段プロフィール
出典:http://www.1242.com/lf/articles/50888/
名前:藤井聡太(ふじい そうた)
生年月日:2002年7月19日(14歳)
出身地:愛知県瀬戸市
出身校:名古屋大学教育学部附属中学校在学
プロ入り:2016年10月1日(14歳2か月)
師匠:杉本昌隆7段
段位:4段
得意戦法:角換わり
得意な教科:数学と体育
好きな食べ物:ラーメンや味噌煮込みうどんなどの麺類
将棋を始めたきっかけは?
藤井少年が将棋を始めたきっかけは、5歳の時。祖母が持ってきたという『スタディ将棋』に興味持ち、祖母と初心者どうしで将棋を指し始めたのがきっかけだったそうです。
この『スタディ将棋』はくもん出版から販売されているのですが、ルールは普通の将棋と一緒で、それぞれの駒に動き方が矢印で書かれているのが特徴。
確かに、将棋の駒に使われている多くの漢字は5歳では読めないため、このようになっていると藤井少年でもできます。解説書付きで、駒の動きやルールなどが書かれています。
いとこで集まった際に、唯一藤井少年だけがこのスタディ将棋に関心を示したそうです。
藤井少年には兄もいますが、藤井少年だけが関心を示したということは、将棋への関心に関しては、あまり遺伝による要因はないということでしょうか。
将棋に触れたのが5歳というのは、プロ棋士になった人の中でも早い方だと思います。ある意味このスタディ将棋というアイテムがなければ、今の藤井棋士は誕生しなかったかもしれないですね。
よく、子供が何かに秀でている場合、ご両親の影響などが見られることがありますが、藤井4段の父親は住宅総合メーカーに勤務されているサラリーマンで、将棋の世界には、まったく無縁なのだとか!
家族は専業主婦の母親と、4歳上のお兄さんの4人家族なのですが、家族の中に将棋には関心がある人はおらず、みんなまったくの素人なのだそうです。
唯一将棋が指せる祖父母に相手をしてもらい、その3~4カ月後に地元の将棋教室に通い始めたのがきっかけで本格的に将棋にはまって行ったようです。
現在の天才プロ棋士・藤井4段は誕生しているのは、祖父母のおかげと言えそうですね!
これまでの戦績
◆至上6人目の中学生プロ棋士となる
中学二年生の14歳2ヶ月という史上最年少でプロ棋士となりました。
今までの記録は加藤一二三9段の14歳7ヶ月が最年少記録でしたが、藤井棋士はこの最年少記録を5ヶ月更新したことなります。
これまでの中学生でデビューした棋士は「加藤一二三・谷川浩司・羽生善治・渡辺明」の5名です。
どの棋士も有名な方ばかりで、それぞれその年代の中心となる棋士と言って間違いないでしょう。そして渡部明2冠以外は全員名人になっています。
◆最年少棋士と最年長棋士の対局となったデビュー戦
デビュー戦は2016年12月に行われました。デビュー戦となった14歳の藤井4段と最年長棋士の加藤一二三9段(76歳)の対局となりました。その年の差はなんと62歳。
おじいちゃんと孫といっていいほどの年齢差になりますね。
最年少と最年長の対極で、しかも中学生でプロ棋士となった2人で現史上最年少棋士と元史上最年少棋士が対決するという熱い展開でした。
そして最年長と最年少の対局は110手の末に藤井聡太4段の勝利となり、それは公式戦最年少勝利ともなった。神の導きなのか色々と偶然が重なった面白い状況の対極は幕を閉じました。
◆絶対的王者との対局
その後も破竹の連勝を続ける藤井4段。以前の新人の連勝記録は10連勝だったが、5月4日時点で連勝を16まで伸ばしている。この大記録をどこまで伸ばすのか今後の対局も注目されている。
最近特に印象に残っている対局といったらなんといっても炎の七番勝負。非公式戦であったが特に注目が高かったのが、将棋界の絶対王者とも言える羽生善治3冠との対局。
羽生は15歳3カ月でプロデビュー。19歳で初タイトルの竜王位を獲得し、25歳の時に前人未踏の七冠制覇の偉業を達成。
結果は猛者ぞろいの相手に対し、全勝とまではいかなかったものの、羽生善治3冠にも勝利。対局後は羽生3冠に「すごい人が現れたな」と言わしめましめ6勝1敗という堂々たる勝ちっぷりで幕を閉じました。
炎の七番勝負はシリーズ開始前に藤井の師匠・杉本昌隆七段が「藤井が7戦全勝しても私は驚きません」と言っていたが、その言葉を裏切らない大型新人が登場してきたことを証明した格好だ。
藤井がタイトル戦のひのき舞台に立つ日もそう遠くないのではないだろう。
まとめ
非公式戦ながら、羽生3冠に勝利しただけに世間からの注目も一際集まると思いますが、気負わず、いつもの通りの力を発揮して欲しいですね。
藤井4段の次回の対局は、12日に王将戦一次予選で、西川和宏六段(31)と対戦するそうです。
若干、14歳で将棋のプロ棋士になった、将棋界のスターから今後も目が離せませんね!
応援しています。