アメリカ・カンザス州で「スワッティング」というウソの通報から全く無関係の男性が射殺される事件が起こっています。
射殺していたのはあの有名な特殊部隊「SWAT」
もしかすると同等の事件が今後日本でも起こる可能性も…。
ウソの通報で男性が射殺
出典:FNN
銃社会アメリカで起こった信じられない事件…。
なんとウソの通報から全く無関係の男性が警察によって射殺されるという事件が起こっています。
カンザス州で28日夕方、立てこもりの通報を受けた警察の特殊部隊「SWAT」が、駆けつけた先の住宅の中から出てきた男性(28)を射殺した。
ところが、通報はうそで、この男性は全く無関係だった。
警察は、この「うその通報」に関与したとして、29日、カリフォルニア州のタイラー・バリス容疑者(25)を逮捕した。
現地メディアによると、バリス容疑者は、ネット上で互いに口論をしていた2人のうちの1人から、特殊部隊を相手の家に送り込む「SWATTING(スワッティング)」と呼ばれる嫌がらせをしてほしい旨の依頼を受け、依頼者の口論相手が教えた、でたらめな住所で通報をしたという。
一方、警察は、男性が「手を下ろすな」という指示に従わなかったため、発砲したと説明し、横行する「SWATTING」について、「いたずらの次元ではなく、今回の射殺につながった」と非難している。出典:FNN
今回警察にウソの通報をしていたタイラー・バリス容疑者(25)がこちら。
出典:スポニチ
ネットで口論になっただけで、全く無関係な人が警察に射殺されるというのは本当に恐ろしいことですね。
しかし、射殺された男性が警察の指示に従わなかっただけですぐに発砲してしまうのも、いかがなものなのかと考えてしまいます。
今回出動していたのは特殊部隊「SWAT」ということですから、それなりに厳しい訓練は受けているはず。
そのようなことを思うと、あまりに簡単に発砲し過ぎなのではないでしょうか。
スワッティングは日本でも起こる可能性が…
出典:playfront.de
スワッティングとは、殺人や立てこもり爆発など一刻を争う事件の嘘の通報をし、SWATなどの特殊部隊や爆発処理班を出動させることをいい、現在アメリカで問題になっており、犯罪が多発しているそうです。
これは他人の個人情報を不正に入手し、個人情報を盗み出しスカイプなどを使って身元がわからないように警察にウソの通報するとのこと…。
当然通報を受けた警察は、一刻を争う緊急事態だと判断し現場などに向かうのですが、その結果罪のない市民などをターゲットにしてしまい、今回のような事故が起こってしまうことになります。
スワッティングはアメリカで問題になっているのですが、最近では全く関係のない人を殺すという凶悪事件が日本でも起こっていますよね。
そう思うと今回アメリカで起こったように、いつ日本で起こってしまってもおかしくない事件のなのではないでしょうか…。
ネットの反応
別に、足を撃てば良かったのでは?
SWATも簡単に射殺するのもどうかと思う。ひどい話だ。
何もしていない人がいきなり囲まれたらパニックになって逃げようと思うだろう。
かわいそうに・・・犯人に対して甘々な日本の警察もどうかと思うけど、簡単に発砲してしまうアメリカの警察もどうなのよ?って思う。
難しいね。
凶悪犯罪がなくなれば良いのだけどね。
銃とかで反抗して来たなら、やむを得ないと思うけど、
無抵抗つーか、無関係の人間を射殺?
手を下ろさなかったって、ただの詭弁でしょ?SWATともあろう方々が、確認しなかったのかね。もちろんうその通報をした輩が一番悪いんだけど、そんな思い付きの電話を信じて射殺してしまうものなの?
ネットの反応では、SWATの対応にたくさんの意見が集まっていましたね。
個人的にもSWATの対応に疑問が残る部分がたくさんあるように感じます。
いくらウソの通報だったとしても、現場にかけつけたSWATがもう少し状況確認をしっかり行なっていれば無関係の男性を射殺することはなかったのではないかと思います。
特殊部隊と言われているにしてはあまりにも軽率な行動だったように感じてしまいますね。
これから日本でもスワッティングが起こらないとは限らないので、仮にウソの通報が起こった場合にも、無関係の人が殺されるというのは絶対ないように訓練してもらいたいですね。
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