電車などでお年寄りを見かけた際は、席を譲ってあげるのをよく目にしますね。
中には譲ってくれるのが当たり前と思っている高齢者も・・・。
しかし席を譲らなかった若者が正論すぎる発言を!!
いつでも起こりそうな今回の事件
この話は電車の中で実際に起きた話。
私は休日に買い物に出かけるために電車に乗っていました。
その車内は混雑というほどではなかったのですが、席は全て埋まっており立っている人もちらほらいる状態でした。
たまたま運が良く座れた私は、なんとなく車内を眺めていました。
するとその車内にハイキング帰りの高齢者の方が、席に座れずに立っているのに気づきます。
そのグループは男性1人と女性2人組。
立っているその人たちの前には3人の乗客が座っており、若い2人と50代ぐらいの女性が座っていました。
若い2人はまだ20代と若く髪の毛は茶髪で一人はサングラスをしており、最近の若者といった感じでしょうか。
するとその2人を見た高齢者グループの男性が若者にあえて聞こえるように、このように話していました。
「電車の中で高齢者が立っているのに、最近の若者は平気な顔をして座っている」
「少し前は寝たふりなどをしていたけど、最近はそれすらせず堂々と座っているから気にくわない」
と話す高齢者の男性。
どうやら目の前の若者が気に食わなかったようで、あえてその若者に聞こえるような声で話していました。
高齢者の男性は、一緒にいた女性2人を座らせたかったのだと思います。
その話を聞いた瞬間、私にも言われているような気がしました。
慌てて席を譲ろうとした瞬間、サングラスをした若者がこういったのです・・・。
若者のあまりにも的を得た正論
「おじさん達登山に行ってきたんだよね?」
「遊びの時はしっかり歩けるのに、電車になったら座りたいっていうの」
「それっておかしくない?」
「登山って遊んできたんだよね?」
「こっちは今から仕事に行くところなんだけど」
「だいたいおじさん達は、俺らが働いておじさん達の年金を作ってあげているのがわかってる?」
「それに俺たちおじさん達みたいな年寄りになっても年金なんてもらえないし、優雅に山登りなんてやってられないんだよね」
「それに嫌味を言うくらいなら、シルバーシートに行きなよ!」
若者は話した内容は私の胸にやけに素直に入ってきて、譲るためにあげた腰がいつのまにかまた座っている自分に、少し立ってから気づきました。
この件に対しての反応
お年寄りが譲ってもらえて当たり前という考えは老害!
山登りができるなら席を譲る必要はないと思う。
嫌味を言われたら余計譲る気が無くなるよね。
お年寄りということを上手く利用しようとするのはズルい!
優先席ならまだしも普通の席に座っているのだけなのに、ここまで言われるのは意味がわからない!
この後の行く末
嫌味を言ってしまい逆に若者から正論を言われてしまった高齢者グループは、もはや恥ずかしくてその場にいることさえできず、次の駅で降りてしまいました。
今回正論を話した若者は、見た目などはとてもチャラチャラしている感じなのだが、出てきたのは拍手をしたくなるような超「正論」
私は改めて人は見かけによらないと感じた瞬間でした。
お年寄りを大切にするのは大事なことだが、何も考えずにただお年寄りだからという理由で、物事に従うのは違いますよね。
そのことが今回の事件でわかった気がします。